DS 「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」 レビュー   03040506070809101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839404142434445464748495051525354555657年02月04日 00:36
DSで発売されたゼルダの伝説シリーズの1作目であり、
GCで発売された「風のタクト」の続編であるけれど、
番外編みたいなものなので、これ単体で十分楽しめる。
 昔懐かしい、上から見下ろすタイプの画面をベースにしながら、
DSのタッチパネルを存分に活かした造りになっており、
親しみ易くもありながら、新しい。

タッチを中心としたアクションに加え、
ペンで、投じるブーメランの起動を自由に画けたり、
マイク機能や、携帯機ならではの仕掛けも盛り込まれ、
よく練られた楽しい仕掛けがてんこ盛り。
 中でも素晴らしいなと思うのが、
地図上に、プレイヤーが何でも好きに書き込みが出来ること。
宝の在り処を書き込んだり、
重要なヒントや、攻略法を書き込むのが通例だろうけども、
町の人の数をカウントして書き込んでも良ければ、
感想や思い出を書き込んでも良し。自由自在。
 
また、このシステムを活かすためなのか、
本編にて、幾度となく挑む複雑なダンジョンも待ち構えており、
そこでは地図への書き込みが、
攻略への鍵となると言っても過言ではなかったりする。
 序盤に書き込んだ何気ない一言が、
後で訪れたときに思わぬヒントとなって役に立ったり、
複雑ゆえに、書き込んで整理する必要があったり。

ゼルダのような、謎を解いていくアドベンチャーゲームだからこそ、
この機能には、感動さえ覚える。
 

◆ゲームキューブで発売された同シリーズ「風のタクト」と同じで
海を航海していくゲームであるが、このゲームでは
風のタクトであった一般的な欠点を全て解消している。

・海図にペンで線をひくだけで、行き先を決められる。
・船がエンジン式なので、風の影響を受けることはない。
・海上での船のアクションや、敵のバリエーションが増加。
・船をカスタマイズ出来るので、航海する楽しみが増える。
・サルベージがミニゲーム化し、あまり単調にならない。

非常に快適で、万人に好まれるようになったと思う。
しかし一方で、快適になっているがために、
タクトにはあった、大海原を冒険している興奮は
少し薄れている印象で、そこが好きだった人にとっては
物足らない印象を受けてしまうかもしれない。(僕がその一人)

しかしゲームとしての完成度は、
「タクト」よりも「夢幻の砂時計」の方が、完全に上である。


◆旧来のゼルダファンからするとこの作品は、
要所要所で、少年少女向けのようなドラマが展開されることが
性に合わないと感じられる方もいるかもしれないけれども、
ゲームとしては素晴らしく良く出来ており、おもしろい。
全体的な難易度もほどよく、携帯機として最高の出来では。
 個人的に、ゼルダの伝説では、
トワイライトプリンセスに次いで好きな作品。

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